Page 57 - 中日工程技術研討會_大會手冊
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營建組
主講人
岡久 宏史
勤務先・職位 公益社団法人 日本下水道協会 理事長
最終学歴 東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修了
專門分野 下水道工学、都市工学、衛生工学
講演題目 下水道分野の GX について
講演概要 下水道では、全国の電力消費量の約 0.8% を消費し、温室効果ガス(GHG)
の約 0.4% を排出している (2019 年度 ) 。このため 下水道は脱炭素社会に貢
献し得る高いポテンシャルを有すると考えられる。しかしながら、資源の
活用は一部にとどまっている(エネルギー化率:約 27%、緑農地利用率:約
10% (2020 年度 ))。このような状況から脱却するための日本の戦略につい
て、紹介する。
主要職歷 国土交通省北陸地方整備局道路部長、国交省都市・地域整備局下水道部下水
道事業課長、同部下水道部長などを経て日本下水道協会理事長
主講人
磯田 伸吾
勤務先・職位 公益財団法人 日本下水道新技術機構 研究第二部
副部長
最終学歴 埼玉大学大学院
專門分野 下水道
講演題目 少子化や労働人口の減少、ビッグデータや AI 活 用の時代に対する日本の下水
道事業の対応・戦 略について
講演概要 現在、わが国における多くの地方自治体では、老朽化施設の急激な増加や、
人口減少に伴う職員数減少による執行体制の脆弱化、更新費用の増大や下水
組 研 討 分 道使用料収入の減少による厳しい財政状況に直面しています。このような状
況の中、持続可能な下水道事業の実現に向け、効率的な下水道事業運営が求
められており、ICT や AI 等のデジタル技術の活用や、執行体制の見直しを積
極的に推進していくことで課題解決に繋げています。講演では、上記に係る
様々な施策展開を紹介します。
建 - 營 組 主要職歷 2003.4-2022.3 横浜市役所
2022.4- 現在 公益財団法人 日本下水道新技術機構
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